ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人【第二版】 ★★★★

何度か本屋で見かけて、知っている本だった。よく見かけたので、売れている本だったんだろう。第二版が出て、柴田芳樹さんのブログで紹介されおり、興味を持ったので読んでみた。
当たり障りのない、一般論が書かれているのだろうと思っていたのだが、予想以上に良かった。特に前半の心構え、考え方が良かった。
以下に、印象に残った内容をメモします。

  • 伸びる人ほど、「わかりません」と言う。プライドの高い人にありがちなのが、「難しい」と言って、問題を正面から取り組むのを避けてしまいます。
  • 悪いプライドを持った人は、「他の人にどう思われているか」に関心があるので、×。良いプライドを持った人は、「理想の自分にどう思われているか」に関心があるので、出来ないことがあると、「自分らしくない。かっこ悪い。」と思い努力するので、伸びていく。
  • オブジェクト指向において、国語力の無さは致命的。なぜなら、クラスの抽出、適切なネーミングが出来ないから(オブジェクト指向に熟練してくると、クラスのネーミングに3日かけたりするぐらい、ネーミングは重要)。
  • 状況が悪いときは、(かえって状況を悪化させるので)じたばたせず、自分の日課を静かに実行し続ける。あとは、どうやった這い上がるかを考えればよい。


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