情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)に最短の勉強時間で合格する方法

10月に実施された、情報処理技術者試験の高度試験の1つ、「情報セキュリティスペシャリスト試験」に合格しました。今回、「最短の勉強時間で合格する」ことをコンセプトに望んだので、その方法をまとめてみます。

まず、「最短の勉強時間で合格する」意義ですが、こういった資格試験は、実務には直結しません。なので、試験勉強にはあまり時間をかけず、その分、プログラムを組んだり、サーバ構築をしたりしたして、技術力を養うべきです。

ここで重要なのが、「最短期間」ではなく、「最短の勉強時間」であることです。つまり、一発合格を狙わずに、何度か受験します。受験経験のある方は、分かると思いますが、午後2の試験は、かなり運の要素が絡んできます(情報処理技術者試験全般に言えることです)。ですので、確実に合格するレベルまで勉強しようとすると、相当時間がかかります。なので、ほどほどに勉強して、2,3回受験して、調子がいいときに合格する(1回目に合格したらラッキー!)のが最も効率が良いです。※ちなみに、期間をおいて2,3回勉強した方が、記憶の定着も良かったりします

では、私の具体的な勉強方法を以下にまとめます。


【使用した参考書】
以下1冊のみ(2009年度版)

理由は、解説の量が多く詳しい、過去問が全部収録されているからです。


【受験1回目(4月)】
勉強期間:1ヶ月半
その1:参考書を1ページ30秒で流し読み(5時間)。これにより、出題範囲、大まかな内容を把握します。
その2:章単位でヤマを張り、精読(15時間)。私は、重要・興味がある・理解しやすそうの3点で半分ぐらいに絞込みました。
その3:過去問3年分(25時間)。間違えた問題は、1週間後に再チャレンジ、さらに間違えた問題は、1週間後に再チャレンジ・・。

結果:午後2が1点足りず、不合格・・


【受験2回目(10月)】
勉強期間:2週間
その1:苦手かつ重要そうな箇所を精読(5時間)。私は、認証・暗号周りを読みました。
その2:過去問3年分(5時間)。前回間違えた問題に再チャレンジ、さらに間違えた問題は、1週間後に再チャレンジ・・。

結果:合格


総論:
過去問をメインでやるのが、効率がよいです。午前は完璧にしておきましょう(ただし、やりすぎに注意。午前が満点でも午後が1点足りないだけで、不合格です)。午後2は粘り強く。現代文の問題に近いところがあるので、知識がなくても、一般的な見解や、問題文の内容を纏めたりして、とにかく書きましょう。

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