臆病者のための株入門 ★★★★☆
非常に面白かったです。寝る間を惜しんで読んでしまいました。これから株などの投資を始める人は必読です。
まず株はギャンブルであると言い切っています。そしてその前提で話が進められます。そして最終的にはインデックスファンドでマーケット全体に投資するのが最も確実であるとの結論に達しています。理由はマーケットは拡大していくので確実に成長する。そして多くの投資銀行家の成績が単にインデックスファンドに投資するよりも悪いという事実があることです。
またデイトレなどの短期投資は完全にゼロサムゲームで儲かる人と儲からない人は同じだけいます。(冷静に考えれば当然なんですけどね)あといわゆる初心者投資家=カモがいて、儲けている人はカモからむしりとることで利益を得ているらしいです。
残念なことに200ページ程の文庫本であるため、1日で読んでしまいました。もう少し長く楽しみたかったです。著者の他の本もこれから読んでいこうと思います。
※インデックスファンドどこで買うのかと探していたら「ETF」のことだったんですね。。
臆病者のための株入門 (文春新書)
posted with amazlet at 09.08.09